家計簿に出てこない年間支出は201,300円|「月38万円の家計」は実は月40万円だった

沖縄暮らしの家計
追記(2026年9月):この記事の「家計簿上の月額388,075円」は、1LDKに住んでいたときの数字です。その後3LDKへ引っ越し、月の生活費は約405,022円になりました。最新の内訳は沖縄・5人家族のリアル家計簿にあります。

我が家の月の生活費は、家計簿の上では38万8,075円だ。全項目を家計簿の記事で公開している。

ただ、正直に書いておかないといけないことがある。この38万円は「普通の月」の金額でしかない。

車の税金が来る月がある。車検の月がある。誕生日とクリスマスが重なる月がある。夏休みがある。月額の表には一切出てこないのに、確実に毎年出ていくお金が存在する。

この記事では、その「家計簿に出てこない支出」を全部集計する。結論から言うと、年間201,300円。月あたりに直すと16,775円だった。

車だけで年間131,300円かかる

いちばん大きいのが車だ。我が家はファミリーカー1台と軽自動車1台の2台持ち。沖縄で車2台が必要になる理由は別記事に書いた。

自動車税:年41,300円

車種年税額
ファミリーカー(1,490cc)30,500円
軽自動車10,800円
合計41,300円

自動車税は排気量で決まる。我が家のファミリーカーは1,490ccで、1,000cc超〜1,500cc以下の区分にあたる。

ここは車を買う前に知っておきたいところだ。排気量が1つ上の区分になるだけで、税額は毎年、車を手放すまで上がり続ける。購入時の数万円の差より、こちらのほうが長期では効いてくる。

車検:2年で18万円=年9万円

車種車検費用(2年に1回)年換算
ファミリーカー約100,000円50,000円
軽自動車約80,000円40,000円
合計約180,000円90,000円

2台あるということは、ほぼ毎年どちらかの車検が来るということでもある。1年おきに10万円、その翌年に8万円。休みがない。

そして車検には、読めない部分がある。タイヤの溝が減っていれば交換になる。バッテリーもブレーキパッドも、そのときの状態次第だ。「10万円」は基本の見積もりであって、実際にはそこに数万円が乗ることがある。

この記事の集計では、その不定期な追加は含めていない。含められないからだ。ただ、現実には確実に発生する。ここは「いつか来るもの」として、別に備えておく必要がある。

イベント費:1回あたり約15,000円

誕生日とクリスマスには、プレゼント代とパーティー代で1回あたり約15,000円の上乗せになる。

子ども3人の誕生日とクリスマスで数えると、年4回で約60,000円だ。

ここは削ろうと思えば削れる項目だと思う。でも我が家は削っていない。子どもが子どもでいる期間は短いし、この15,000円は「使ってよかった」と後から思える種類の支出だからだ。

大事なのは金額の大小ではなく、これが毎年必ず来ると分かっているのに、月額の家計簿に書かれていないことのほうだと思う。

長期休暇:学童の加算と、遊び代

夏休みには、学童のケータリング(昼食)代でプラス10,000円かかる。学校がない期間は給食がないからだ。冬休み・春休みにも、時期に応じた追加料金が発生する。詳しくは子ども費の記事に書いた。

それに加えて、夏休みは遊び代を予算化している。1ヶ月以上、子どもが家にいる。どこにも連れて行かないという選択肢は現実的ではない。

ここが厄介なのは、出費が夏に集中することだ。学童の加算、遊び代、そして沖縄では9月の電気代が年間で最も高くなる(12ヶ月分の実額はこちら)。7月から9月にかけて、複数の山が同時に来る。

集計:年間201,300円、月16,775円

項目年間
自動車税(2台)41,300円
車検(2台・年換算)90,000円
誕生日・クリスマス(年4回)60,000円
学童の夏休み加算10,000円
年間合計201,300円
月あたり換算16,775円

ここにタイヤ交換などの不定期な出費と、夏休みの遊び代は含まれていない。つまりこれは最低ラインだ。

つまり、我が家の生活費は月40万円だった

この記事でいちばん書きたかったのが、ここだ。

家計簿上の月額388,075円
年間特別支出の月換算+16,775円
実質的な月額404,850円

「月38万円の家計」だと思っていたものは、実際には「月40万円の家計」だった。

差は約1万7千円。月額表だけを見ていると、この1万7千円は存在しないことになっている。だから車検の月に「今月は苦しい」と感じる。誕生日が重なる月に足りなくなる。

足りないのではない。最初から予算に入れていなかっただけだ。

だから、月額ではなく年間で組む

解決策はシンプルで、年間で必要な額を12で割って、毎月積み立てておくことだ。

我が家の場合なら月16,775円。これを別枠にしておけば、車検の月も誕生日の月も「予定どおり」になる。

逆にやってはいけないのが、ボーナス頼みにすることだと思う。ボーナスは金額が変動するし、支給されない年もありうる。毎年必ず来ると分かっている支出を、変動する収入に紐づけるのは危うい。

我が家がこれを把握できているのは、支払いをクレジットカードにまとめて家計簿アプリで自動的に見える化しているからだ。手入力の家計簿だと、年に1回の支出は記録から抜け落ちやすい。

そしてもうひとつ。年に1回まとめて来る支出の代表が、保険料だ。年払いにしていると家計簿から見えなくなり、内容を確認しないまま何年も払い続けることになりやすい。我が家が固定費を見直したときも、最初に手をつけたのは保険だった。その順番と理由は固定費見直しの記事に書いている。

確認してほしいこと

  • ☐ 自動車税は何月に、いくら来るか(車ごとに)
  • ☐ 次の車検はいつか。2台あるなら、それぞれ何年何月か
  • ☐ 誕生日・クリスマス・入学など、年に何回イベントがあるか
  • ☐ 長期休暇に増える費用(学童の加算、遊び代)
  • ☐ それらの合計を12で割った額を、毎月積み立てているか

まとめ

  • 家計簿に出てこない年間支出は201,300円(月換算16,775円)
  • 内訳は自動車税41,300円、車検90,000円、イベント60,000円、学童の夏休み加算10,000円
  • タイヤ交換などの不定期出費と夏休みの遊び代は含んでいないので、実際はこれより多い
  • 結果、「月38万円の家計」は実際には「月40万円の家計」だった
  • 対策は、年間額を12で割って毎月積み立てること。ボーナス頼みにしない

家計簿をつけている人ほど、月額の数字を信じてしまうと思う。私もそうだった。

でも本当に必要な金額は、年間で数えないと出てこない。一度、1年分の支出を並べてみてほしい。月額の表には書かれていない山が、必ずいくつか見つかるはずだ。

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